<対戦成績 > |
<令和5年9月10日 P協秋季大会 予選リーグ 対 井荻> 球場:善福寺G 11時7分~12時32分
全国の馬野球関係者の皆様、こんにちは。 秋のP協はGグループで浜田山、井荻との戦いで始まりました。 初戦は浜田山に負けた井荻との戦いです。井荻とのP協での戦いは 2019年秋の初戦で6対0で勝利しましたが、 その前は2014年春の夢のような馬橋P協3連覇の次の秋の3回戦で橋爪投手 に0対3で完封負けし、16連勝でストップ、4連覇を阻まれた因縁の相手です。 馬橋は1:6佐藤、2:9野里、3:2松田、4:5三田、 5:3小谷野、6:1村上、7:7中島、8:4児玉、9:8亀井の布陣で臨みました。 先攻の井荻は初回馬橋先発の村上に対し、 1番片山一邪飛、 2番浜三振の二死から 3番福田が中前安打しましたが、 4番長田の中堅への大飛球を亀井が好捕して無得点。 その裏馬橋は井荻先発の福田投手に対し、 1番の佐藤が3-2から超低めがストライクと判定され三振の一死後、 2番野里が二塁内野安打、 3番松田死球、 4番三田中前安打して満塁。ここで 5番小谷野が四球を選び押し出しで野里が生還して先取点。 6番村上三振の二死後、 7番好調中島が中前安打して松田、三田が生還、小谷野三進 2点を追加して3対0となりました。 満塁に弱い馬橋の悪癖を打破する一打でした。なおも中島二盗で二、三塁の好機で、 8番児玉四球で再び満塁となりましたが、 9番亀井は一邪飛。 2回表井荻は 5番真下左前安打、 6番山澤四球の一、二塁から 7番橋爪の投ゴロで真下三封、 8番珍田三振の二死後、 9番浜本が中前安打して山澤が生還して1点を返しました。ここで 1番片山の左翼超えの大飛球を左翼中島が背走して好捕、ピンチを救いました。 その裏馬橋は 1番佐藤が遊撃強襲安打で出塁しましたが、 2番野里の投手足元への鋭い打球を投手が好捕し遊撃から一塁と渡りレ併殺と両軍美技の応酬。しかし 3番松田四球、 4番三田中前安打、 5番小谷野二塁内野安打して三度満塁。ここで 6番村上がストートの四球を選びまたも押し出しで松田が生還し、再び3点差となりました。期待の 7番中島は三ゴロで小谷野三封。 3回表井荻は 2番浜、3番福田連続四球、ここで村上は佐藤と交代、 4番長田遊飛の一死後、 5番真下死球で満塁。ここで 6番山澤が中前安打して浜、福田が生還して1点差。 7番橋爪の2球目が捕逸で真下三進、山澤二進。橋爪が右前安打して真下が生還し同点、山澤三進。 8番珍田投飛で二死後、 9番浜本が左前安打して逆転かと思われた時、前進した中島から二塁へ矢のような送球で 一塁走者山澤が封殺、幻の逆転打となりました。 その裏馬橋は 8番児玉遊飛、 9番亀井投飛の二死後 1番佐藤が久々に鋭い打球を左翼超えへ飛ばし、二塁打となりましたが、 2番野里投飛。 同点で迎えた4回表井荻は、 1番片山が死球で出塁し二盗。 2番浜中飛の一死後、 3番福田の三遊間へのゴロを遊撃に回った村上が好捕し、一塁で間一髪アウト。 その間に三塁を回った二塁走者片山は一塁小谷野から本塁松田への送球をかいくぐって生還、 1点を勝ち越しました。 一瞬の隙をついた見事な走塁でした。さらに 4番長田が2-1からの4球目を右中間へ 本塁打して1点を追加、 さすが早実の元高校球児の一撃でした。 5番真下も右中間へ安打して続きましたが、 6番山澤投ゴロ。 4対6と2点ビハインドのその裏馬橋は、 3番松田が遊ゴロ失で出塁、 4番三田がこの日3本目の中前安打さらに暴投で二、三塁となり、ここで期待の 5番小谷野が100球を超えた福田投手の3-2からの7球目を右中間へ快打、 これが二塁打となり松田、三田が生還して奇跡の同点に追いつきました。さらに 6番村上も3-2からしぶとく中前に運び小谷野が生還して7対6となりました。 7番中島は三ゴロで村上二封。この時時間切れが迫り、次の回に入る か微妙な段階となりました。 8番児玉は3-1から絶好球(本人談)を一飛で二死、秒単位のカウントが始まる中、 馬橋は作戦タイムを取り時間の引き延ばしに入りますが、それも限界。 9番亀井が1-2となり次がストライクなら5回に入ります。 ここで1本ファウルが欲しいという局面はそうないでしょう。 しかし次の球を亀井は見事に三塁側へファウルして時間切れ。 結局7対6で馬橋の「ズル勝ち」いや「作戦勝ち」となりました。 こうでもしないと勝てないのが今の馬橋の実力でしょう。 馬橋10安打、井荻7安打、四死球5個ずつの互角の戦いでした。 次の浜田山に勝つことが上に進む条件で馬橋にとっては厳しい状況です。 敬称略 不一 文責:角田 |